サイレントウィッチ 2025/8/31
最近読んだ本の感想とかを6ぐらいまで書いた気がしますが、
やっぱそれは変だな、って。なので好きだと思った本だけ書いておくことにします。
読んだのは「サイレントウィッチ-沈黙の魔女の隠し事-」。
まずはあらすじから。
リディル王国における魔術師の最高峰、七賢人が一人、「沈黙の魔女」モニカ・エヴァレットは、
史上唯一の無詠唱魔法の使い手、しかしモニカは七賢人となってからも職務をあまりせず山小屋に引きこもっていた。
そこに同期の七賢人、「結界の魔術師」ルイス・ミラーがやってきて第二王子、フェリクス・アーク・リディルの護衛を命じ、
王子の通う学園への潜入を命じる。その学園で人見知りのモニカは友達を得て、成長していく。
というのが大体の流れです。まあ基本的には王子の護衛とかをしつつモニカがわちゃわちゃします。
次に感想。
面白い。モニカが出会う人々との交流、友情、連帯、そしてモニカの成長。
ワチャワチャするモニカにハラハラ、ドキドキ、安心したり、モニカの成長に感動させられたり。
今まで読んできたラノベのうちで間違いなく五本の指に入る面白さです。
読んでみて欲しいです。カクヨム版はこっから読めます。(大分内容が異なります。)
きっかけはこの夏やってるアニメ。公式サイトはこれ。
アニメの出来は良いです。で、このアニメを見て、原作を読みたいと思ったわけです。
そこで夏休みの学校の図書室の開館日に行って探してみたら、なんとありました。
しかも一年ほど前からあるらしく、気づかなかったのは本当に不覚。
本来ならアニメ一話の題名を見た時点で気づいているべきだった。
で、借りて読んだらもう面白くて面白くて。学校にある八巻まで一気に読みました。
八巻の最後は間違いなくこの作品で最も強い引き、九巻を読みたくて読みたくて仕方がない!
司書さんに九巻を入れていただいたのですが、それが届くのは一週間後。
待てない!生殺しもいいところです!もうね、それがどれだけ良いところなのかというと、
物語の型として、小さな事件が起こっていき、その裏に大きな一つの事件が流れている、
というものがあるじゃないですか。で、最後にそれが解決すると
八巻の終わりは正にそれです。今まで伏線を貼られて続けていた大きな謎が、事件が、動き出す!
九巻を読むのを待てるわけがない!なので八巻を読んだ次の日に在庫検索をして、
九巻と、九巻のextraと、十巻のある本屋まで少し遠出して買ってきました。
そして読む。まあ面白い事面白い事。一巻から続いて描かれてきたモニカの成長の一つの到達点。
最高だね。是非読んでみて欲しいです。アニメ版だと三期ぐらい必要そうなので...
九巻extraは本編の零れ話をまとめたもの。一つ一つは数頁ぐらいだけどシリーズで一番分厚い。
あの話の裏にはこんな話があったんだなぁ、とか思えて楽しい。
十巻(現在最新刊)からはエピローグって感じ。しっかりモニカは活躍しますけど。
読もう!!!!一番好きな巻は九巻です。学校に語れる人が少なくて悲しい!!!
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