最近読んだ本6「われはロボット」 2024/6/13
データ一回飛びました。
今回紹介するのは「われはロボット」アイザック・アシモフ著/高橋泰邦訳です。
言わずとしれたロボットSFの名作、かのロボット三原則の原典でもあります。
一応ざっくり説明すると、ロボット三原則とはロボットの守るべき三つの原則で、
1,ロボットは人間に危害を加えてはならない、また危険を見逃すことにより人間を危機にさらしてはならない。
2,ロボットは第一条に反しない限り、人間の命令に従わなくてはならない。
3,ロボットは第一条と第二条に反しない限り、自己の安全を守らなくてはならない。
というものです。われはロボットは短編集で、ロボット三原則に縛られたロボットによって引き起こされる様々なトラブルに、
ロボ心理学者のスーザン・キャルヴィンや、ロボット技師のドノヴァンとパウエルが振り回されていく物語です。
読み終わる頃にはきっと無口で人間に関心の薄い冷淡な心理学者と、愉快な技師二人組の事を好きになっています。
おすすめは「堂々巡り」「うそつき」。
日記一覧へ
トップへ