最近読んだ本5,6「星を継ぐもの」「UFOはもう来ない」 2024/6/8
そういえばこのコード、最後に「/HTML」が付いてないんですよね。
まあ動いているので良いかと思っているんですけど、そろそろ直すか。
今回は二本立てです。
まず一つ目、「星を継ぐもの」ジェイムズ・P・ホーガン著、池央耿訳です。
言わずと知れた往年の名作SFですね。何かTwitterでおすすめされたので借りました。
まずはあらすじ、月で発見された宇宙服を着た死体は、五万年前に死亡していた。
チャーリーと名付けられた彼は一体何者なのか?何処から来たのか?他の人間は何処に消えたのか?
宇宙服を作り、宇宙に出るほど発達した文明は何処に消えたのか?
という内容です。こうやってあらすじを書くだけで分かる名作。
興味をそそられまくる。そして最後まで読んでの満足感。
月の調査と、チャーリーの所持品の調査により分かる事実と更なる謎、
地球から木製まで広げた壮大な大風呂敷を、更に壮大な動きにより回収しきるラスト。
もう最高すぎて。
あーそんな事タイプしてたらまた別の作品について語りたくなってきましたが、
読んだのがかなり前なので読み直したらまた書きたい。
題は「たった一つの冴えたやり方」、確か短編集でどれも良いんですが、
やっぱり表題が最高。詳しくは長くなるので書きませんが、読んでみて下さい。
さて二作目、「UFOはもう来ない」山本弘著。
山本弘さん、三月に逝去なさられたそうなのですが、かなり作家人生が長く、
父が若い頃GURPSの作品を読んでいたそうで、山本弘さんの本を読んだと言ったら
GURPSの妖魔百物語 妖の巻を渡してきました。読んだら次の次に紹介するかも。
さてあらすじ、地球を監視し、「最終シークエンス」の発動の機会かどうかを
見定める為に地球に近づいた宇宙人、リッピング・ペイルブルーは
不幸な事故により地球に降り立ち、そして小学生に拾われる。
そこからなんやかんやあり宇宙人を信奉する宗教団体DSIに拉致される。
まあ色々あって小学生三人と小さなテレビ番組作成会社の大迫らと、
UFO研究家の千里はDSIから宇宙人を取り戻すべく行動していく、という話です。
話の流れとしては、まず宇宙人との邂逅というSF、次に宇宙人の奪還というアクション、
最後に宇宙人との対話というSFの構成になっています。
最後の伏線回収が鮮やかで、あまりに堂々としている伏線の回収が綺麗。
ちょっと星を継ぐものがあまりに名作すぎて薄味紹介になってしまいましたが、
星を継ぐものが超名作なだけで、十分に面白いです。
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